「やりがいのある仕事です」
「未経験者、大歓迎!」
求人票でよく見かける言葉です。どれも悪くありません。ただ、これを読んで、実際の仕事が想像できるでしょうか。
例えば、不動産屋で「住み心地のよい家です」とだけ紹介されたら、どうでしょう。
間取りは? 広さは? お風呂はあるの?
「とにかく住み心地がいいんです!」と力説されても、なかなか契約する気にはなれません。
求人票も同じです。
「仲がよい」だけでは、中が見えない
企業は求人票を書くとき、自社の魅力を伝えようとします。
「社員同士の仲がよい」「風通しのよい職場」「働きやすい環境」。
しかし、応募者が知りたいのは、もっと具体的なことです。
例えば、「社員同士の仲がよい」なら、「仕事中も役職に関係なく、全員が『さん付け』で呼び合っています」。
「未経験でも安心」なら、「入社後の1か月間は、先輩社員と二人一組で作業します」。
同じ魅力でも、具体的な場面が浮かぶだけで、伝わり方が変わります。
仕事の説明も同じです。
「製造業務全般」では、何をするのかわかりません。
料理のレシピに「材料を適当に調理して、おいしく仕上げます」と書いてあるようなものです。
「朝8時に出勤。午前中は部品の加工、午後は完成品の検査を担当します」
実際の仕事内容がこうであれば、応募者は働く一日を思い描けます。
求人票は、未来の予告編
映画の予告編を見て、面白そうだと思えば映画館に足を運びます。反対に、「感動の超大作!」という宣伝文句だけでは、どんな映画なのかわかりません。
求人票も、応募者に「ここで働く自分」を想像してもらうための予告編です。
会社の素晴らしさを語るだけでなく、そこで過ごす一日や、働く人たちの姿を見せる。
抽象的な言葉を、具体的な場面に置き換える。それだけでも、求人票の印象は変わります。
ちなみに「アットホームな職場」と聞いて、家族のような温かさを想像する人もいれば、休日まで親戚付き合いがありそうだと心配する人もいるかもしれません。
言葉だけでは、案外伝わらないものです。
どれだけイメージさせることができるか。
求人票に限らず、それが一番大切なことではないでしょうか。
イオジャパンでは求人票の書き方についてアドバイスするご用意があります。お気軽にお問い合わせください。
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