マイクロコピーとは、フォーム周り・ボタン・説明文・補足テキストなど、ユーザーの行動や判断に影響する小さな言葉です。その役割は単なる装飾ではなく、離脱防止・行動促進・不安解消・ブランド理解促進など、さまざまな心理的効果を生みます。
マイクロコピーには大きく5つの効果があると言われています。
①行動を呼びかける(復習はこちら)
②ベネフィットを伝える(復習はこちら)
③不安を和らげる(復習はこちら)
④信頼性をアピールする(復習はこちら)
⑤ファンになってもらう
今回は、この中の「⑤ファンになってもらう」マイクロコピーについて解説します。
なぜ「ファン化」?
一般的なマイクロコピーは「行動してもらうこと」を目的にしていますが、ファン化をうながすことも重要です。
この商品やこの企業にふれたとき、「なんとなく、ここがいいな」と感じる。そんな小さな気持ちが少しずつ積み重なっていくことで、人は迷ったとき、またここを思い出すようになるからです。
そして、その積み重ねが、結果として、次の選択へとつながっていきます。
ファン化のマクロコピー実例3選
「ファンになってもらう」マイクロコピーには、大きく分けて三つのパターンがあります。
1. ブランドの理念を表現する
2. ユーザーをサポートする
3. 遊び心を提供する
それぞれについて以下に解説しますね。
1. ブランドの理念を表現する
人は、商品そのものだけでなく、「どんな考え方の人たちが、これをつくっているのか」を見ています。価格や機能が似ているものが並ぶ中で、最後に選ばれる理由になるのは、「この考え方が好きだな」という感覚だったりします。
たとえば Yelp のレビュー欄には、こんな一文があります。
「信頼性を重視しているため、ビジネスオーナーはレビューの削除や内容の変更はできません」
これは機能の説明ではありません。Yelp が、何を大切にして運営されているサービスなのか。その姿勢を、たった一行で伝えているマイクロコピーです。
2. ユーザーをサポートする
サービスを使うとき、人は思っている以上に不安を抱えています。
間違えたらどうしよう。
これで合っているのだろうか。
困ったとき、ちゃんと助けてもらえるだろうか。
そうした気持ちに先回りして、「大丈夫ですよ」と伝える言葉が、サポート系のマイクロコピーです。
たとえば Shopify の初期設定画面には、読み込み中に、こんな一文が表示されます。
「ちょっと待って!あなたのお店を作成中です」
単なる待ち時間の表示ですが、無機質な“処理中”ではなく、ユーザーに語りかける言葉になっています。
3.遊び心を提供する
エラーや待ち時間、入力ミス。本来なら、気持ちが少し沈む場面です。そんな瞬間に、ふっと肩の力を抜かせる言葉を添える。それが、遊び心のマイクロコピーです。
たとえば Discord のログイン画面には、認証に失敗したとき、こう表示されます。
「ちょっと待って!あなた、本当に人間ですよね?」
失敗を責めるのではなく、思わず笑ってしまうような言い方に変えることで、体験そのものの印象を変えています。
まとめ
今回紹介したマイクロコピーは、どれも売るための言葉ではありません。マイクロコピーの本来の目的「行動を促す」ものでもありません。しかし、「なんとなく、ここがいいな」と、そう思ってもらうための小さな仕掛けがあります。そして、それが「ファンになってもらうマイクロコピー」です。
マイクロコピー、始めてみようかな。
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