クリック率が上がるのは次のどちらか?
a)チェックする
b)要点だけ知る
答えは、全然後者のb。
なぜならベネフィットの伝達度レベルが全く違くからです。
というわけで、今回もマイクロコピーについてです。
マイクロコピーとは、ユーザーの行動を、ほんの数文字で変える「コピー(文章)」です。たった数文字で売上や成約率が変わるので、自社サイトにも取り入れない理由はありません。そこで5回連載「マイクロコピーが特に効果を発揮する 5つのパターン」を、実例を交えながら紹介するコンテンツを企画中。
ちなみに、マイクロコピーが効果を発揮する5つのパターンとは
①行動を呼びかける(復習はこちらをクリック)
②ベネフィットを伝える
③不安を和らげる
④信頼性をアピールする
⑤ファンになってもらう
その中でも、今回は「②ベネフィットを伝える」マイクロコピーについて解説します
ベネフィットを伝えるマイクロコピーとは
ベネフィットを伝えるマイクロコピーとは、「その行動をすると、すぐにどんな良いことが起きるのか」を短く伝える一言のことです。
ユーザーはリンクやボタンを押す前、必ず心のなかでこう考えています。
「これ、押したらどうなるの?」
「私にとって、何が良くなるの?」
この疑問に瞬時に回答してあげるのが、ベネフィット系マイクロコピーです。つまり、ユーザーの行動を即決に変える理由づけを、一言で提示する役割を担います。
ベネフィットを数文字で効かせるコツ
1.行動の直後を伝える
「将来こうなります」よりも、「今すぐこうなります」のほうが圧倒的に強い傾向にあります。
たとえば、
×:後日スタッフが丁寧に対応します
◎:今すぐ空き状況がわかります
後者の方が、ユーザーは行動を起こしやすくなるのは想像に難くないですよね?“行動直後の変化”は、迷いのスキマを一気に埋めてくれます。
2.行動のハードルを下げる
ベネフィットは、必ずしも大げさに考える必要はありません。むしろ、生活がちょっとラクになる一言の方が適していることも多いものです。
「並ばずに受け取れます」
「最短1分で完了します」
「今日のうちに確認できます」
人は“負担が減る”と理解した瞬間、一気に決断しやすくなります。小さなラクが、行動を後押しする最大のスイッチになります。
3.実感で伝わる
ユーザーが求めているのは、情報より体験です。
×:便利な予約システムです
◎:面倒な電話予約がいりません
説明よりも、体験の変化を伝える方が、読み手の中で“自分ごと化”されやすくなります。機能説明は忘れられても、体験のイメージは瞬時に伝わります。
「ユーザーにとっての小さな良い変化を、一言で見える化する」という考え方です。
まとめ
大げさな宣伝文句ではなく、ほんの数文字の“ひと言”。しかし、そのひと言があるかないかで、ユーザーの迷いは大きく変わります。
リンクを押すか、押さないか。
フォームに進むか、離脱するか。
その差をつくるのが、ベネフィット系マイクロコピーの力です。
立派なwebサイトがあるのに、問い合わせが少ない。
チラシをまいても反応が薄い。
そんな時はぜひ、イオジャパンにおまかせください。条件によっては、わずか数文字で反応を上げてご覧にいれます!
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