りょ

りょ

りょ。

もはや「OK」よりも早く返せる万能ワードとして定着していますが、この一言、仕事のチャットで使っていませんか。

もし心当たりがあるなら注意が必要です。なぜなら、「りょ」は、ビジネスシーンでは基本的に使うべきではないからです。

理由は二つあります。

「りょ」を使うべきではない理由①

まず、「りょ」をビジネスシーンでは使うべきではない理由の一つ目。それは、「りょ」は「了解しました」の短縮だからです。

ビジネスシーンでは、短縮系の言葉の使用は、基本的にはNGです。ですから、「りょ」は使うべきではないのです。

「りょ」を使うべきではない理由②

そして、もう一つの理由は、そもそも「了解しました」自体が、ビジネスでは適切でないケースが多い表現だからです。

「了解」という言葉は、本来「対等、もしくは目下に使う言葉」です。

上司から部下へ、指示する側からされる側へ、そういった関係性の中で使われる言葉です。

そのため、目上の人や取引先に対して使うと、

「あなたの言ったことは理解しました」
という、無意識に“確認する側の立場”になります。

本人にそのつもりがなくても、言葉の構造上、どうしても上から目線に聞こえてしまいます。

これが「了解しました」がビジネスで避けられる本質的な理由です。

正しい日本語

では、「りょ」「りょうかいしました」を使わずに、何と言えばいいのでしょうか。

無難で安全なのは「承知しました」です。

「承知」には、相手の意向を受け入れる、従う、というへりくだったニュアンスがあります。

そのため、上司にも、取引先にも、顧客にも、どの立場に対しても使えます。

そして、さらに丁寧にするなら「かしこまりました」です。

これは接客業や秘書業務などで使われる、最も敬意の高い受け答えです。

まとめ

まとめると、こういう構造になります。

「りょ」
→ 了解しましたの省略形
→ その「了解しました」がそもそも対等語
→ ビジネスでは立場がズレる
→ 信頼を静かに削る

マナーとは、言葉遣いの細かさではありません。人間関係を壊さないための設計です。

「りょ」は楽な言葉です。しかし楽な言葉ほど、相手との距離感を雑にします。

本当に、日本語って難しいですね。広告や資料作成時に日本語でお悩みの際は、ぜひお気軽にイオジャパンまでご相談ください

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