マイクロコピー【04】信頼性をアピールする

おそらく日本史上、もっとも効果のあったマイクロコピー。それが「宮内庁御用達」です。

今回はその言葉がたどった物語から、マイクロコピーを紐解いていきます。

目次

「宮内庁御用達」という最強の信頼

本来「御用達」とは、<皇室に品物を納めたことがある>という意味にすぎません。しかし民間企業の中には、これを次のような形で使う事例が増えました。

  • 宮内庁の正式な認定を受けたブランド
  • 格式が保証されている
  • 宮内庁が品質を保証した商品

しかし、実は「御用達制度」というのは、旧・宮内省の時代にあった慣習的な仕組みにすぎません。そもそも、この制度は1954年には廃止されています。それでも、「宮内庁御用達」という言葉は「宮内庁や皇室が認めた」という印象を社会与えることができたため、民間企業はこぞって使い続けました。

こうしたこともあり、「宮内庁御用達」と名乗ることは法律では禁止されていませんが、宮内庁は「歴史的事実として表示する場合を除き、使用できない」との見解を示しており、事実上「禁止」されています。

信頼性をアピールするマイクロコピー

上記「宮内庁御用達」の事例が意味すること。それは「信頼の獲得は非常に重要」ということです。そして、その役割をたった数文字で担うのが、信頼性をアピールするマイクロコピーです。

ユーザーは購入する直前に、必ず「この人(この店・この商品)を信じて大丈夫か?」というチェックを無意識に行います。

どれだけ商品が魅力的で、価格がリーズナブルでも、信頼がなければ絶対に購入することはありません。ですから、「宮内庁御用達」のように、安心して選べる理由を短い言葉でそっと添えることが必要なのです。

よくある“信頼系マイクロコピー”の例

以下はよくある「信頼性をアピールする」マイクロコピーの実例です。

「20万人が利用しています」
→ 多数の利用者=社会的証明

「創業30年の専門店です」
→ 歴史と継続=実績の信頼

「公式ショップ限定特典」
→ 正規ルート=安心感の提示

「国家資格者が施術します」
→ 専門性=技術と権威の保証

「口コミ評価★4.8」
→ 他者評価=第三者の裏付け

どれも短い言葉ですが、どこか安心感を覚えますよね。

商売は信頼が基本。そして、商売を続けているということは、自分が認識できていなくても、必ず差別化できているポイントがあるはずです。

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