200万円の補助金で施工力と受注力が飛躍!~造園業Xの事例~

【補助金名】
 小規模事業者持続化補助金
 (農業・林業なら20人以下が対象)
 補助率 2/3(一部除く)

【補助金額】
 200万円

【業種】
 農業・林業

【事業内容】
 庭の設計・作庭
 屋内外の空間づくり

目次

1.補助金活用の経緯

1-1.もっと良い庭を届けたい

当社は、「5~10年かけてじっくり育んでいく庭」の設計・作庭を中心に、屋内外の空間づくりを手がける造園事業者である。

近年はライフスタイルや住宅ニーズの多様化により、庭にも高い完成度や演出力が求められるようになった一方で、対応しきれない場面も増え、当社の強みを活かすためにも、さらなる表現力と効率性の向上が必要であると感じていた。

1-2.高まる庭へのこだわり

近年、暮らし方や住まいの価値観が変わる中で、お客様からのご依頼内容にも少しずつ変化が見られるようになった。

たとえば──

❶ 在宅時間を豊かにする“育む庭”への関心
❷ 信州への移住者からの個性ある庭づくりの要望

1-3.施工力を高めるための一歩

お客様のこだわりに応えるには、デザインだけでなく、現場での柔軟な対応力も欠かせない。そこで、信州の自然美を活かした庭づくりをさらに磨くため、作業効率を高められる重機を増やすことにした。

2.世の中の流れ

2-1.暮らしを彩る空間への関心の高まり

コロナ禍をきっかけに、暮らしの中に自然や心地よい空間を取り入れ、癒しや趣味を楽しむ動きが広がっている。
都市局が令和2年8月に実施した「新型コロナ生活調査」によれば、ランドスケープデザインへの関心は高まっており、今後もこうしたニーズの増加が見込まれる。

2-2.高品質住宅とともに高まる庭需要

近年は、高品質・好条件の新築住宅が選ばれる傾向が強まり、それに合わせて庭へのこだわりも年々高まっている。
当社が対応するような住宅では、作庭にも高い期待が寄せられており、今後もその需要は堅調に推移すると見込まれる。

2-3.広がる高付加価値な庭への期待

庭は暮らしを彩る大切な空間として注目され、新築住宅では建物に寄り添う上質な庭づくりへの期待が高まっている。

3.補助金の活用

今後の受注拡大を見据え、より柔軟で質の高い施工体制を整えるため、補助金を活用して2つの取組を進めた。

3-1.高付加価値な庭づくりを支える重機導入

施工対応力の向上を図るため、重機を増台した。その結果、作業時間の短縮と細部まで丁寧な仕上がりを両立できるようになった。

3-2.3班から4班へ、柔軟な施工体制へ進化

新たな重機の導入により、従来の3班体制から4班体制へと移行した。
これにより対応可能な現場数が増え、SNS経由で増加した直接受注にも柔軟に対応できる体制が整った。

4.効果

施工体制の強化により見込み顧客が広がり、高付加価値庭園への対応が進んで単価も向上。さらに4班体制への移行で、年間施工件数も着実に伸びた。

いまの取り組みを、無理のない投資で進めたい方!補助金の活用を検討してみませんか?

*2025年8月18日現在、「小規模事業者持続化補助金」一般型(第18回公募)と創業型(第2回公募)の公募要領が公開されています。申請期間は2025年10月3日(金)〜11月28日(金)17:00の予定です。最新情報は、下記公式サイトでご確認ください。
■中小機構「小規模事業者持続化補助金」
 お知らせ一覧

■公募要領(暫定版)
 [PDF:r6_koubover3_ip18.pdf]

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