【助成金名】
中小企業エネルギーコスト削減助成金
補助率
①太陽光発電設備以外:2/3以内または1/2以内
②太陽光発電設備:4万円以内/kw
【補助金額】
60万円
【業種】
製造業
【事業内容】
精密部品加工
1. 助成金活用の経緯
1-1.古くなった設備の課題
当工場では、主に半導体装置向け精密部品の加工を手掛けており、最近では海外との取引も増えてきている。
そんな中、主力機材であるエアーコンプレッサーが老朽化してきており、これによって稼働効率の低下、使用電力の増加といった問題が引き起こされ、近年の電気代高騰も相まって経営の大きな負担になっていた。

1-2.省エネ設備への刷新
コスト削減を目指して、思い切って老朽化した設備を省エネ型の最新機材へ更新することに決めた。最新型のコンプレッサーは、排出される空気がよりキレイなため、チリやホコリにも品質が影響される当社製品の品質向上にも期待が持てた。
2.世の中の流れ
現在の事業について専門家と調査を進めた結果、今後も十分に期待できる市場であることがわかった。
2-1.成長を続ける半導体業界
半導体市場は、生成AIの発展により需要が高まっており、今後も継続して成長することが期待されている。(参考:一般社団法人WSTS日本協議会「WSTS 2024年秋季半導体市場予測について」)

2-2.調査で見えてきたこと
AI技術が様々な分野に広がりを見せていることから、半導体市場はますます拡大していくと考えられる。当工場の精密部品も、まさに今がチャンスだと感じた瞬間であった。
3.助成金の活用
コスト削減と製品の品質向上を両立するため、助成金を活用して次の取り組みを行った。
3-1.設備更新で効率アップ
最新の省エネ性に優れたエアーコンプレッサーを導入し、電気代の削減に成功。エラー時に原因と対処法が表示されるため、作業効率も向上し働き方改革にも貢献した。
3-2.品質アップにもひと役
新設備はオイルフリーで静音・低振動なものを採用。排出される空気はよりキレイなものとなり、結果として製品の品質も一段と高まった。
4.効果
新しいエアーコンプレッサーへの買い替えにより、電力使用量は約80%もカット。品質向上とランニングコストの削減を同時に実現し、経営の安定にも大きく貢献した。

補助金・助成金を上手に活用すれば、省エネ設備への買い替えもグッと現実的に。電気代の削減や製品の品質向上など、設備投資のメリットは多くあります。「うちもできるかな?」と思ったら、ぜひお気軽にご相談ください!
*2025年5月5日現在、中小企業エネルギーコスト削減助成金の公募はありません。次回の公募予定は未定ですが、公募期間はすぐに締め切られることも多く、事前準備が大変重要です。
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